渋谷駅西口のスクランブル交差点には多くの人が集まり、何かと騒ぎもある渋谷駅周辺ですが、対する東口は再開発工事の最中です。
地上3階あたりを地下鉄が走るので知られる東京メトロ銀座線。その手前では、旧東急東横線渋谷駅の解体作業が進んでいます。
再開発とはいえ、駅の利便性と安全を阻害しないよう、仮設と移設を繰り返し、鉄道に差し障る作業は夜間にしか行えないなど、とにかく手間がかかります。
再開発事業の期間は2027年までかかるとのこと。今から13年後、東京オリンピックを終えさらに7年後だというのだから、待ち遠しい話です。
ビルの麓、なんだか暗い部分は、3月に開通したばかりの新虎通り「築地虎ノ門トンネル」です。ビルの下を貫通するように見えます。
そのトンネルの上、ビルの部分は、今年6月にオープンする虎ノ門ヒルズです。仕上げに向けて、外構工事の最中です。
最近の高層ビルの標準仕様というんでしょうか、地下層は駐車場、低層階に商業施設、中層階がオフィス、高層階には住居(マンション)とホテルの複合ビルになっていて、職住近接の街づくりスタイルです。
虎ノ門新橋界隈は、まだまだ2階建て住宅など点在していて再開発事業の半ばですが、長い年月をかけ、街は変わっていくのですね。
今年は天皇陛下の80歳(傘寿)を記念して、初めて春の皇居乾通り一般公開が行われました。通常ですと新年や天皇誕生日の一般参賀などで入ることができますが、桜の時期の公開は今年だけなのでしょうか?
手荷物検査やセキュリティチェックを終え、いよいよ目の前の坂下門から皇居内へ入門していきます。
皇居内から江戸城本丸があった東御苑方向を眺めると、濠の向こうの石垣の上には富士見多聞という武器倉庫兼の防御壁が見えます。
手前の蓮池濠越しに進んできた乾通り方向を振り返ると、たくさんの人々の花見行列が途切れなく続いていました。
家庭ごみは自治体が自区内処理をする原則があるものの、都市部ではゴミ処理場の新設が困難で、老朽化に伴う建て替え計画が立たなかったり、処理組合の解散などにより、家庭ごみの処理は大きな課題となっています。
発電所、火葬場、ゴミ処理場、誰もが必要とする施設ですが、これらの迷惑施設は周辺住民の理解を得られ難く、市長や議会、行政の力が試されるところでもあります。
その中で、この武蔵野市は、1市単独で処理場を持ち、しかも敷地内で建て替え可能であり、すでに新クリーンセンター計画(手前工事箇所)が始動していました。現処理施設の老朽化・稼働停止前に、将来に渡ってゴミの心配はなさそうです。
武蔵野市は「ムーバス」という地域バスを率先して始めたり、「1日1人あたりが出す家庭ごみ・資源物量600g」を目標としスローガンを掲げ、さらなるゴミ減量に取り組み、常に一歩進んだレベルの高い行政サービスを提供していると言えるでしょう。
2月の14日から15日にかけて、関東地方では記録的な大雪になりました。とりわけ、湿った重い雪が積もったために、多くの被害が出た模様です。
自転車駐輪場の屋根、雪の重みでV字に折れ曲がっています。自転車駐輪場やバス停の屋根は比較的軽量な部材でできていますよね。
カーポートの屋根も倒壊していたりします。屋根面積や傾斜、強度など、いろいろな要素で倒壊せずにすんだところもあります。
ちょっと古めの片柱式トタン屋根ですが、つっかえ棒をしてあげていたためか、見事に倒壊を免れていました。ちょっとしたことですが、補強をすることの大切さを思い知らされます。
日本各地に点在する自衛隊基地や米軍基地ですが、その広大さや立地の良さには感心するばかりです。基地の返還や移転で大規模開発がされる場合がありますが、作戦上有用なところはそうもいかず。今回は海上自衛隊の基地でもある横須賀港(長浦港)を見学しました。
任務中は海中に沈みその姿を見せない潜水艦も、お休みのため母港にたくさん停泊していました。
ひときわ大きいこの船、全長200mほどのヘリコプター搭載護衛艦です。旭日旗がたなびいています。横須賀を母港とする米海軍の原子力空母は333mもあるので、比較すると小さいもんです。
隣接する米海軍のイージス艦と並んで、星条旗と旭日旗がそれぞれ掲げられていました。