2014年以降、段階的に8%・10%と消費税率が引き上げられることにより、住宅などの高額商品は、一時的な駆け込み需要が見込まれています。
宅地は非課税ですので、建物のみで考えます。本体2000万円の住宅を購入した場合、現行5%分100万円の消費税プラス60万円増税(合計160万円)次いで100万円分の増税(合計200万円)となります。結構大きな額ですね。
しかしデフレ下で起こる過去の例を振り返ってみてください。家電エコポイント制度で、テレビの買い替えには大幅な駆け込み需要が発生しました。エコポイント分がお得になると思い買い急いだテレビも、エコポイント制度の終了後、そのポイント分を差し引いた額より本体価格が安くなっていることがしばしば起こっています。
増税後も収入が同じで予算も変わらない購買力としましょう。需要の先食いなどによる売上減少を食い止めるため企業側は、8%時に本体1944万円消費税156万円、10%時には本体1909万円消費税191万円として、値下げ努力をするでしょう。消費増税だけで見た場合、本体を下げずに増税分を価格転嫁できる景気状況でもなければ、買い急ぐ必要はないでしょう。
1982年に竣工した40階建て赤坂のプリンスホテル(新館)は、2012年の11月に解体工事が開始されました。
鉄骨造の立派な高層建物で、構造上、耐震性能なども問題なさそうですが、わずか30年、老朽化による稼働率の低下や再開発の波に飲み込まれ、その姿を消すことになったようです。
築年数が古くても名高き宿泊施設は存在しています。赤坂プリンスホテルは当初の計画から何を見誤ったのか。なぜ30年で方向転換をしなければならなかったのか。30年後をイメージすることは、マンション・アパートなどの賃貸業以上に、ホテル業でも厳しいと言えるのかもしれないですね。
再開発区は、ホテルだけでないオフィス・商業複合施設ビルに加えて賃貸住宅棟も含まれた用地の有効活用・リスク分散が図られています。
戸建でもビルトインのガレージ付きの住宅は、雪国や高級住宅街に見かける程度で、まだまだ一般的な設備とはいえません。
そんなプレミアムな車庫付き賃貸物件もちらほら見かけるようになりました。リモコン電動シャッターで開け閉めする様は、まるで秘密基地のようです。
もちろん車だけでなく、趣味の作業や保管庫として使うことも可能。天気の良い時は、開放して仲間と集まるのもよいですね。
将来、電気自動車が普及したら、自動車は家の中で充電し、走らないときは家電製品として使うこともできそうですよね?
2012年の2月に開通した東京ゲートブリッジ、江東区の新木場側と中央防波堤処分場である埋立地の東側とをつなぐ橋です。
橋を渡りたどり着くこの埋立地は北側の海底トンネルでお台場などがある臨海副都心へつながり、西側の海底トンネルで大田区の羽田側(城南島)につながっています。丁の字の三叉路になっているんですね。
さてこの処分場埋立地、「中央防波堤」と名の付く通り、東京港の防波堤があったあたりなのですが、東京湾の海の一部がすっかり広大な陸地になっています。
まだ通り抜け道路として使われる程度で、街並みはありません。東京オリンピック(2020)が開催されることになった場合には、急速に整備されていくんでしょうね。
前回ご案内させていただいた東京ビッグサイトで開催された賃貸住宅フェアです。
平日にもかかわらず勉強熱心な方々たくさん集まり、テーマごとに講演スペースが設けられているのですが、100名ほどの座席はすべて埋まり、立ち見客がでる次第です。
特に法律セミナーや賃貸経営セミナーなど、問題事例を挙げどのように対処あるいは未然に防ぐべきか、賃貸経営を成功させた体験談など、具体的で皆さんに共通する問題をテーマにしている講演に人気が集まっていました。
業者向けの商材としては、やはりソーラーパネル関連の新商品・新サービスがとても多く目に付きました。震災以降、自然エネルギーへの関心の高まりや、空いている屋根を有効に活用しましょうといった資産活用の両面からビジネスチャンスを狙っているようでした。
毎年開催されている賃貸住宅フェアですが、今年は7月24日(火)25日(水)の2日間、東京ビッグサイトで開催されます。入場無料です。
各種講演や実績・実用例、新製品など参考になる企業や話題がたくさん集まっています。業者向けの商材も多いのですが、一般のいわゆる大家さんたちに役立つこともあり、これから大家さんになろうという方も含め、多くの人が熱心に見学に来られています。
開催日が平日ということもあり、サラリーマン大家さんには参加しにくいですが、賃貸経営も仕事のうちと思って知識を高めていただきたいです。
残念ながら行くことができないけど、最近の動向などを知りたいという方は、みね管財へどうぞお尋ねください。
原発事故以来、いろいろと世間をお騒がせの電力問題ですが、発電と送電を分離することも改革のひとつとして考えられているようです。
実際、電気が家庭に届くまでにも設備や保守のコストがかかっていて、電柱などの設置にも電力会社側が地代を支払っています。
場所を貸している側には、少額ではあっても確実な収入になりますので、今一度ご確認を。
しかしコストがかかるからといって福利厚生費やらなんでも電気代に上乗せされては困りますがね。
住宅街の路地の一角に小さな地蔵堂のようなものがあります。お供え物でしょうか?なにやら物が置いてありますねぇ。
100円均一ショップなら聞いたことがありますが、「0円均一」!?なんだこりゃ??と立ち止まる人もチラホラ。
実はこれ、西東京市のとある美術家が提唱する、不用品リサイクルの運動なのです。5月20日〜5月30日が強化週間のようで、イツニナクゴミナシと語呂合わせになっています。赤地に白抜き文字の看板は、自由に印刷して使ってよいそうで、住民同士でのやり取りを広めたいそうです。
ここでの出品はシソの苗を無料譲渡していました。ご自宅にある使えるけど不要な品を、どなたかに使ってもらう、面白い仕組みですよね。
百貨店と言われていたデパート、その名の通り品揃えの豊富なお店のはずが、なかなか業績が回復せず苦戦しているようです。
その反面、昔からあるギターの楽器専門店のようなものから、衣類や靴など大きいサイズ専門店、最近ではネットショップにより、ほんとに極狭い範囲に特化した専門店を見かけることもしばしば。
狭い範囲でも年式や色、大きさ、そしてその希少性からか、価格がけっこういい値だったりします。
売約済みになっていますが、軽四輪駆動車のジムニー、限られた車種でこんな専門店もあるんですね。
大震災から1年が経ちました。多くの人が過去に経験したことのない震災被害の大きさから、直接的な被害にあわなくても電気・水・食料などの備えが必要であることを痛感させられました。
仮設住宅ができるまでは、住まいを失い仕方なく車中泊を強いられた人々があったようですが、自家用車を一時的な住まいとして活用しようとする機運も見られています。
こちらはキャンピングカーの見本市です。定年退職後に日本の各地を旅してみたいという団塊世代の見学者や、震災時にも大活躍することを売り込んでいる業者が多く見受けられました。
ハイエースなどのバン車両を改造したキャンピングカーであれば、外見はいたって普通車両なのですが、中はミニキッチンやキャビン、100Vコンセントのサブバッテリーも装備し、ちょっとした電気製品も使えるので、さながら家の部屋のようです。水周りを小さく、サイドキャビンも省いたものであれば、こんなに広々としたベッドスペースが確保できます。移動可能セカンドハウスとして、多用途に使えそうです。
毎年恒例の確定申告期間に突入しました。1年間の所得をしっかり計算して、きちんと納税しましょう。
PCが普及した近年は国税庁のホームページの申告書作成画面から入力・計算することで、比較的簡単に書類が作成できるようになりました。
もう一歩進んで、電子申告・電子納税をするとなると24時間どこからでも、と大変便利なのですが、電子証明書やICカードリーダなどが必要となり、とたんに面倒になります。
ネットショッピングでは、お客さんが楽で使いやすい工夫が随所にされていて、取扱い額が増えているそうですが、申告納税システムは、まだまだ納税者の方を向いていないようです。
節電のためや停電時でも暖房ができる石油ストーブが見直されています。電池で着火できるので、電源は必要ないですからね。
長らく使っていたその石油ストーブですが、すっかり芯が焼き減って、着きが悪くなっていました。
メーカーではちゃんと替え芯を用意してあるんですね。見比べるといかに短くなっていたかがわかります。
赤々と暖かみのある炎がよみがえりました。まだしばらくは現役として活躍してくれそうです。