こちらの植栽の整った大きなビル、大企業の本社か研究施設のようにも見えますが、大田区の羽田空港からほど近くにあるクロネコヤマト「羽田クロノゲート」という総合物流ターミナルです。今回、24時間稼働のこの施設が物流サービスをどのように支え、ここ羽田に立地するメリット等の視察(見学)に行ってきました。
24時間稼働の最大の武器はやはり機械化です。ロボットアームや高速で動くベルトコンベア(クロスベルトソータ)による自動仕分け機により休みなく次の配送拠点へと振り分けられていきます。この仕分けラインは故障やメンテナンスで止まってもサービスが完全停止しないよう、2系統が同時稼働しています。さすがです。
またこの羽田の位置は、集配先の都心に近いというだけでなく、空運の羽田空港、海運の横浜港・東京港、鉄道の東京貨物ターミナル駅、そして首都高を始めとした高速道路網も便利で、あらゆる輸送手段を使って効率よく最速で届けるための抜群の立地です。
羽田クロノゲートは一般の方でも事前予約で見学ができます。今回はビジネスマンと一般の方々とほぼ半々の割合で参加されていました。
昨今のホテル空室不足で、一般の人々が空室を宿泊所代わりにして泊める(貸す)行為に注目が集まっています。旅行者にとってはホテルなどよりも安く泊まれ、空室所有者にとっては有効活用して収益を生むことができるという、双方の利点があります。
一般的に、短期で一時的に利用する宿泊施設は旅館業となり、長期(1ヶ月以上)で生活の拠点となる住宅施設は不動産賃貸業が該当するようです。また1ヶ月未満・以上であっても、寝具の提供サービスがあると旅館業、ないと賃貸業とみなされる場合があるなど、線引はあいまいです。
今回特に問題となっているのが、賃貸物件なのに空室状態であるため、布団も用意してホテル代わりに1日単位で利用してもらったり、月単位で貸すよりも日単位の方が収益性が高くなることから賃貸物件をあえて1日単位で貸すことを目的としていることです。
ホテルや旅館のように安全設備が充実していたり、管理人や家主が常駐してマナー違反や不測の事態に対応できるのであれば良いのですが、現状の民泊と言われている状態ですと、既存の法律を遵守している業者と違い、トラブルがあった時の責任の所在があいまいであるのが、難しい問題なのです。
店舗を構えずにお客さんのいそうなところを巡回する移動販売車や、商業施設の空きスペースに乗りつけ簡易店舗として店を開く準移動販売車など、車両を使った販売店はいろいろありますね。
とある道端でワンボックスカーを利用した卵の直売店を見かけました。調理を伴うようなこともなく、荷室に商品を置いておくだけなので、簡単に店開きができてよいかも。
ご近所の方でしょうか、ちらほら買いに来るお客さんがいます。が、しかし、この車にはナンバープレートが付いていません。どうやら廃車を再利用しているようです。
簡易トイレも設置してあり、それなりに簡易固定店舗の形態を整えてあります。直売小屋を設けるのとどちらがよいでしょうかね?
今年の秋は、シルバーウィークなる大型連休となる9月、マイカーで観光や行楽に出かける人も多いのではないでしょうか。
そんなマイカーに、着々と電気自動車の台数が増えているような様子がこれです。日産のリーフ3台が色違いで充電中です。
2010年12月に販売開始、2011年には年間約1万台、2014年には約1万4千台と堅実に販売台数を増やしています。
ただ、爆発的に普及した携帯電話やスマートフォンのようにはいかず、自動車に充電という利用スタイルが浸透するには、まだまだ時間がかかりそうです。
連日の猛暑が続く中、今年の夏も東京ビッグサイトで「賃貸住宅フェア」が催されました。東京開催ということで、売り込みのために地方企業も出展されている場合もちらほら。
また入場者の方も、観光バスをチャーターし、会社の社員たちを引き連れた団体、もしくは不動産会社がオーナー様の参加者を募ってツアー形式で参加されているご様子も。
分野ごとの各種セミナーもたくさん開かれ、どこのセミナーもほぼ満席状態で皆さん聞き入っていました。
各地からの経験談などを聞く限りでは、地域の特性や、住人の嗜好や属性などにより、空室対策にコレという特効薬はなく、どの手段が効果的かは、その物件ごとにどのような方針で入居者を集めるかを見極めなければならないといったところに、賃貸住宅経営の難しさと面白さがあると言えます。
24時間営業、年中無休のサービスを売りにしている業種は数多くありますが、特に来店型の店舗の場合にはお客様の邪魔になる訳にもいかず、保守や改善・更新作業のための閉店している時間帯がないのが厳しいところ。
安全や法令で義務化されているのであれば、休業期間を設けるのもやむを得ないですが、強制されない清掃や交換などの軽微な作業は、どのタイミングでやるべきかも重要なポイントですね。
日中ではありましたが、ちょうどコンビニの看板照明の蛍光灯交換が行われていました。切れてから交換というのではなく、定期的に清掃を兼ねて全部交換という感じです。
コンビニの場合は休めないので、大掛かりな工事が伴うリフォームだと、近隣に移転新築(新装)オープンしてしまうことも多いようです。
とある場所で、最近話題の無人航空機「ドローン」を使った空撮をしている様子そのものを取材(撮影)していました。
飛行可能時間(滞空時間)は約10分。けっこうな羽音をブーンとたてながら、軽く飛び上がりました。回転翼6枚タイプでしたが、上空に行ってしまうと音は聞こえません。
操作は手元のモニターを見ながらコントロールしていました。ドローンが小さくなるくらい遠くまで飛んで行くことはできますが、画面があればまるで機体に乗り込んでいるかのような操縦ができますね。
不動産関係では、建物の外見だけでなく、物件の周辺の様子と合わせてプロモーションビデオなどに活用できそうです。
もはやキッチンには欠かせない冷蔵庫ですが、その置き場所はキッチンレイアウト(設計)の段階でほぼ決まってしまうといえます。
大きく分けると、A.流し台と並ぶタイプ。B.食器棚と並ぶタイプ。C.単独・その他。の三種でしょうか。システムキッチンなどの流し台は平均的な奥行きが65センチですが、食器棚は45センチが一般的です。
ここでそれぞれの奥行き程度に合ったモノを選べばスッキリ収まるのですが、冷蔵庫の最近のトレンドが大容量型に向かい設置奥行きは65センチ以上を要求し、食器棚に合う50センチ以内の薄型幅広のタイプは生産されなくなってしまったようです。
そのため流し台に対して背面に冷蔵庫を置くBタイプの場合、この様に出っ張り配置になり使い勝手が悪くなるだけでなく美しくもない。テレビはすっかり大画面薄型化が定着し壁面配置されるなどリビングでの定位置が変化しましたが、薄型冷蔵庫の消滅は、キッチンレイアウトにも少なからず影響を与えることになりそうです。
自分で小さな小屋を手作りして必要最小限の生活空間を確保し、あとは住宅ローンや家賃を心配せずに気ままに暮らす「小屋暮らし」が若者の間で注目されています。
ポイントは郊外の極めて安い土地を購入し、ホームセンターで購入した建材を組み合わせてマイホームを作ってしまうことです。別荘というか、倉庫というか、とにかく100万円程度で自分の城を築く訳ですのでこれはこれで面白いですね。
しかし、実生活を行う上で一番ネックになりそうなのが、水回りの問題です。水道がないので、湧き水などを汲んでこなければなりません。また下水道もないので、バイオトイレで分解・堆肥化、生活排水は敷地内の畑にまくなどして処理しているとのこと。垂れ流しは法律違反になってしまいます。
ただ安く済ませるためではなく不便さや労力をかけることを楽しみながら生活するのならいいのですが、現実的に便利で快適な住まいとなると、アパートを借りた方が合理的だと思えます。
今シーズンの関東地方の冬は大雪もなく比較的早めの春が訪れるとのこと。春の到来の象徴としてはやはり桜の開花でしょうか。
街路樹として植えられている桜並木も多く、特に戦後の道路整備により植えられた桜は樹齢60年から40年前後とかなりの老木となってきているようです。
とあるこちらの桜の木は、Bの太い幹の老木が大きく枝を広げていますが、手前の@やAは次世代の桜の木として、すでに植え替えられています。
若木だけでは見事な花ぶりになるには時間がかかりますが、今年もこの桜並木は老若合わせて立派な桜の花を見せてくれることでしょう。
確定申告シーズンになりましたが、ネット通販やネット銀行・証券などに比べると、インターネットを使った電子申告・納税はまだまだ低い普及率とのこと。まず利用環境を整えるには、本人確認のために電子証明書が記録されたICカードが必要で、それをパソコンに読み込ませるためにはICカードリーダーを準備しなければなりません。
そもそも申告納税にそこまで厳重な本人確認が必要なのかという疑問が生じます。書類を窓口提出する際には一切本人確認は行われておらず、ましてや納税を誰かに成りすまして行うなど考えにくい。
ネット銀行は各種不正アクセスの対策をして、IDとパスワードで預金口座へのアクセスを可能にしています。利用者にやさしく、便利で喜んでもらえる仕組みの第一歩は、入口が簡単であることです。
毎年のように改正があり、とにかく難しくわかりにくい税金ですが、ご不明な点は最寄りの税務署か税理士にご相談の上、早めの申告手続きを心がけください。
大きな震災があって20年の節目、住宅を持つことの難しさを改めて考えさせられます。日本ではどこであっても地震があり、一瞬にして建物を失う可能性があることを忘れてはなりません。
さてそのような自然条件の中、経済環境は住宅ローン金利が過去最低レベルを更新し、マイホームを取得しようかと検討し始める人がいる一方で、災害で家を失ったニュースを見ると住まいは借りていた方が気楽と感じる人もいます。
持ち家がよいか、賃貸がよいかは、暮らす人の生活背景や価値観によりメリットにもデメリットにもなります。
金融機関から住宅資金を借りるか、家主から家を借りるかは、リスクの分散という意味でも皆様よく比較ご検討していただいた上で、より快適で生活しやす住まいを見つけて暮らして欲しいものです。