白い蔵のような建物に藍染め暖簾がかかったお店。なんと書いてあるかよくわからない看板も時代劇のセットのように目を引くのですが。ここは東北自動車道上り線、羽生パーキングエリアです。
12月19日にリニューアルオープンとのことで、自動販売機とトイレ休憩だけにしか使われていなかったパーキングエリアが、テーマパークのように雰囲気をガラリと変えて楽しませてくれています。
施設内は元々それほど広くなく、小さな店舗が10店舗ほどが軒を連ね、江戸の街並みがこじんまりと再現されています。
道路公団の民営化後、遊休施設や殺風景な空間に、サービス向上や集客のための工夫が随所に見られるようになって来ています。鉄道会社が強化する駅ナカと対決する道ナカ商売ですね。
自転車駐輪場のような施設の一角がなにやら同じ自転車で埋め尽くされています。11月3日にオープンしたようですが。。。
中に入って様子を見てみると、どうやらJR東日本が始めたサイクルシェアでした。こちらの登録精算機でJR東日本のICカード(スイカ)をカードキーにして利用者の情報管理をしています。
一ヶ月定期利用で月額2500円、ビジター(当日)利用でも一日500円なんですね。カードをかざすだけでゲートの出入りはできるのですが、いずれも利用する場合には初期登録が必要になっています。
スイカの活用、高架下の有効活用、エコを考えての貸自転車業ですが、利用者がどの程度定着するか、たくさんの自転車が休憩しているところを見るとちょっと気になります。
10月の頭に安倍首相より、平成26年4月から消費税を8%に引き上げることが発表されました。アベノミクスの一環ですので、既定路線でしょう。
1円単位の端数が出てしまう少額商品の場合には、その増税分をどう転嫁するかは毎度難しい問題ですね。
一方で、不動産経営などをされているオーナー様方に大きく響いてくるのは、相続税の増税。平成27年1月から基礎控除の引き下げが行われ、課税対象者が大幅に増えることが見込まれています。
税率も一部でアップしますので、とりわけ土地を所有されている場合には、早めの相続税対策をされた方がよいでしょう。
2020年の東京オリンピック開催が決まりました。おめでとうございます。ちょうど1年前のこのコーナーでも話題に取り上げましたが、臨海エリアの埋立地周辺に競技施設が建設されていく模様です。
あわせて、道路や鉄道の交通インフラの整備、外国人観光客やオリンピック関連で発生した仕事に従事する人々の宿泊施設や住宅の需要が高まってきます。
開催までの準備期間は2500日程度しかありません。意外と短いですね。
こちらのサイトでカウントダウンが始まっていますよ。
暑さの続く8月です。ダムの貯水率も心配ですね。
こちらのペットボトル、「世界に誇る東京水(とうきょうすい)超高度浄水の水道水」とあります。天然の湧水ならまだしも、ダムから川で流れてくる普通の水に磨きをかけるって大変なお仕事。
採水地がなんと金町浄水場。実は一般家庭に配水されている水道の水なんです。蛇口をひねれば出てくる水を、商品にするとはなかなか面白い。
都庁の売店や東京都の公営施設で販売しています。1本100円これぞ世界に誇る究極の水商売です。
今年の関東地方は例年より2週間ほど早く梅雨が明けました。これから3ヶ月、暑い夏が続くのでしょうか。
原発事故以降、省エネ・エコで少しでも涼しく過ごす方法として注目されているグリーンカーテン。植物も焼ける様な暑さですが、ミスト噴霧で通り抜ける風も涼しさアップです。
さて、不動産賃貸業界にとっては閑散期の暑い夏、恒例の賃貸住宅フェアが東京ビッグサイトで開催されます。
消費増税・相続増税の追い風で、建築業界には熱風が吹いていますが。。。。開催日が平日ということもあり、サラリーマン大家さんには参加しにくいですが、賃貸経営も仕事のうちと思って知識を高めていただきたいです。
家の外観は、人の顔と同じくらい、付いている物は同じなのに、一つひとつ異なる顔つきをしています。ところが先日、とても個性的な家を見かけました。
こちらの家、見事に箱状になっていて、凹凸や庇(ひさし)もなく、北側壁面上部に明かり採り・換気用のガラス窓が付いているだけ。
南側は玄関と思われる開口部があるだけで、駐車場の奥、視線を遮る塀の向こうは南向きの大きなガラス窓とお庭があるようです。
これ以上ないくらい、なんともシンプルで無駄のない形になっています。建築費を抑え、維持費もあまりかからず、かつ丈夫で長持ちしそうな家。飽きてしまったら白壁に窓や柵・植栽などを描いたりしてイメージチェンジするのも面白そうです。
駅の構内や繁華街のちょっとしたスペースによく見かけるコインロッカー。一時的に荷物を預けておくには便利ですよね。
長い通路や道路と壁面の間などの余っている土地空間から収益を上げるには、なかなか魅力的な活用方法です。
しかしその管理となるや、意外と手間がかかります。集金業務はもちろんのこと、稼働率を下げる滞納や不法投棄がされていないか、定期的なチェックも必要です。
一見するとただ鎮座しているだけのようなレンタルスペース業ですが、決して楽ではないということです。
生活インフラとして当たり前になっている水道。震災などで断水してしまった場合には、炊事やトイレ・風呂に困ってしまい、生活するうえで、水の存在のありがたさを痛感させられます。
昔からある民家や、公営水道が普及していない別荘などでは、井戸が掘られていることもしばしば。井戸水なら水道代もかからないし、断水の心配もないと安易に考えていたら、なかなか大変。
井戸そのものの掘削料は深さにもよりますが数十万円。汲み上げに電動ポンプを設置すればガス給湯器程度の設備費がかかり、飲み水としても使うのであれば安全のためにも定期的に水質検査が必要になります。
こちらのお宅では昔ながらの井戸にゴミなどが入らないようフタをし、その上にポンプを設置。庭木や菜園の散水、洗車などに使っているとのことでした。
コピー機でしばしばおこる紙詰まり。エラー表示が出ると、その詰まった紙がどこにあるのか探すのに一苦労します。
さてこちらの紙詰まり。だたの紙ではありません。自動預け払い機(ATM)で紙幣が詰まってしまった模様。コピー用紙よりも小さいので、どこに挟まっているのか探すのに悪戦苦闘中です。
ATMは、無人でいつでもお金の出し入れができますが、現金の回収・補充や機械の清掃・修理、そして装置本体の設備代金など、コストはばかにならないですね。
電子化で現金その物の取り扱いは減る傾向にあるものの、お金が滞らないよう、出し入れ自由のサービス競争は、これからもより便利にと期待したいです。
確定申告の季節になりました。副業が赤字と偽り所得税を不正に還付申告していた事件がありました。きちんと計算して正しく納税しましょう。わからない場合は、税務署か税理士に相談しましょう。
さて、今年平成25年から平成49年までの25年間、所得税が増税されます。これは復興特別所得税分で、震災の復興のためにかかる多額の費用の財源として、薄く広く長く徴収されていくのですが、ふだん確定申告に縁のない給与所得の方も対象となっていますので一度ご確認ください。
とはいえ、税負担が大きくなることに良く思う人はいませんよね。今後、相続税の基礎控除額の引き下げにより課税対象も広がり、消費税の増税も目前にせまり、物価上昇期待の高まりとともに、不動産運用に注目が集まっています。
長らく下がり続けていた地価も反転の兆しが見えてくるのでしょうか?とにもかくにも景気浮揚、税金を払っても余りある給与アップや売上上昇を期待したいものです。
築40年を超える戸建の平屋賃貸住宅。昭和を感じさせますそのたたずまい。その多くが解体されマンションやアパート、さらには分譲住宅などに建て変わっています。
しかしこちらの物件はまだまだ働きます。給湯器を交換し、壁材を貼替え、修繕をしていきます。
水回りは特に傷みと時代を感じてしまうところ。トイレは和式から洋式温水便座にリフォーム。浴室も最新のユニットバスに置き換えてしまえば、生活スタイルはすっかり新築物件と同様です。
戸建賃貸は供給数が圧倒的に少なく、入居者は定住傾向が強いので、不動産経営としてはより長期安定的なスタイルとなります。この物件のリフォーム工事費に対する家賃収入の年間表面利回りは約28%となっており、4年で資金回収ができる計算になります。